どーも、ご無沙汰しております、ロッカリアです。結構見た人の間では、意見が分かれているみたいですね。その原因は5つあると思います。まず、結末。(ネタバレはしません)二つの選択肢がある時点で、どちらを選んだとしても、意見が分かれるのは必至でしょう。そして、監督がスピルバーグじゃなくなった点。この部分も、スピルバーグ以外の誰が監督を務めても、必ず指摘されるでしょう。3つ目、アクションが多過ぎるところ。落...
どーも、ご無沙汰しております、ロッカリアです。
結構見た人の間では、意見が分かれているみたいですね。
その原因は5つあると思います。
まず、結末。(ネタバレはしません)
二つの選択肢がある時点で、どちらを選んだとしても、意見が分かれるのは必至でしょう。
そして、監督がスピルバーグじゃなくなった点。
この部分も、スピルバーグ以外の誰が監督を務めても、必ず指摘されるでしょう。
3つ目、アクションが多過ぎるところ。
落ち着いて見られない、気忙しいと言う文句。
4つ目、見る年代による作品の受け止め方の違い。
『スター・ウォーズ』もそうだけど、これは長いシリーズの宿命なのか。
5つ目、ハリソン・フォードが歳をとり過ぎて、まるで終活映画と言う意見。
80歳のハリソンだが、この映画の中では70歳の設定になっていました。
ざっとこんな感じでしょうか。
僕の意見も。
好きです、そして最後はやっぱり涙。
一つ一つの意見に反証反論するなんて面倒臭いので、なるべく総合的に、僕の意見を話したいと思います。
一作目から劇場で見て来たオールドファンの僕としては、『クリスタル・スカル』の時点で、これをインディの見納め、にはして欲しくないと思っていました。
なので、今作の公開は待ちに待っていました。
歳を重ねて、ふと気がついた時に、何も残っていない人生、そう思って日々を過ごしていたインディは、少なからず、自分の人生を悔やんでいました。
あんなに冒険をした彼でも、最後はそう感じているのかと、同じ様に歳を重ねたオールドファンも、自分の人生と、どこか重なり合う部分があるかも知れません。
彼のそうした考えから、死んだ親友の娘と、冒険の旅に出るインディは、終活と言うよりも、毎回そうですが、嫌々ながら、運命のダイヤルと言う、謎の遺物探索に旅立ちます。
いくつになっても、冒険心を失わない、それって大切だな、と思います。
何も、実際に冒険の旅に出る、なんてことじゃなく、好奇心を失わない事は、とても大切ですよね。
アクションが多すぎると言う意見を、割と目にしましたが、スピルバーグが言う、「このシリーズは、予告編の連続みたいな作品作りに」と言う願いが、今作に受け継がれているからです。
アクションが多すぎると言う意見を、割と目にしましたが、スピルバーグが言う、「このシリーズは、予告編の連続みたいな作品作りに」と言う願いが、今作に受け継がれているからです。
『アーク』を思い出されるシーンの数々やパロディ。『魔宮の伝説』をなぞった虫のシーンなど、シリーズの集大成的な要素もあって、シリーズを知っているファンなら思わずニヤリでしょ。
確かに前半から中盤にかけてはアクションが多いし長い。
そう感じるのは、アクションのスタイルが違う、監督の演出なんだろうなと思う。
あと、これはどんな作品にも当てはまるが、見る年代層によっても、ずいぶん変わってくるでしょう。
アメリカの批評サイト、ロッテントマトの評価が興味深いので、ここに例をあげてみよう。
コメンテーターの意見は、一応フレッシュトマトだが68%と低い。
一方、オーディエンスは88%と非常に満足している。
この事から、この作品をどんな立場で見るかによっても、別れるんでしょう。
この作品を愛すべき映画と取り、少々至らない点も気にならない人。
一映画作品として、俯瞰的に見る人とでは、評価も当然違うでしょう。
また、愛すべき作品だが、前作『クリスタル・スカル』のように、つまらんと思った人もいるでしょう。(愛するがゆえに)
ようは、この作品を、自分の中で、どこに位置するのか、と言う事じゃないんでしょうか。
客観的に見て、僕はこの作品は大いに楽しめました。
と同時に、最後は、もちろん感傷的になりました。
そして、多くの人の評価も、文句を言っている割に、結構良い評価なのが、如実にこの作品の性質を表している、僕にはそう感じました。
あと、劇場で面白いモノを売っていたので、思わず買っちゃいました。
詳細は、後日、ゆっくりと紹介します。
オールドファンの人、まだ間に合うので、劇場に足を運んで見ましょう!