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【ラジオ・ヒッチコックR】

コンセプトは読むラジオ。映画や音楽の話題で楽しみましょう!

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★ ヘッダー画像をまたまたチェンジしてみました。
  写真のラジオは愛機クーガー7です!  


『教授のおかしな妄想殺人』ウディ・アレンの罪と罰 

どーも、ロッカリアです。

タイトルから想像していた内容は、誰かを勝手に妄想の中で殺し、それでストレスを解消している、ちょっと変な教授の話かなと思っていたら、全く違っていた。
作中にも出てくるが、ドストエフスキーの長〜い小説「罪と罰」をモチーフにした、完全犯罪を計画、実行する物語でした。
相変わらず、ウディ・アレンは、男と女を掘り下げて描いても、決して恋愛を掘り下げないという、得意の恋愛ゲームをここでも展開しています。

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酔いどれで異端、自殺願望の強いインテリ教授に、女子大生が恋をするというありふれた内容はさておき、愛した男が殺人を犯したと知ると、愛と道徳は別だと言わんばかりに女は豹変する。
ウディ・アレンが今まで描いてきた女性に対する偏見が定番(あるいは経験)のように、ここでも繰り返されている。
ドストエフスキーの「罪と罰」にもあるように、正義のための殺人などはこの世に存在しないし、一つの犯罪は、次の犯罪を生んでいくことを明確にしているのは、罪を背負いながら生きていくより、罰を与えられた方が良いと言う、ウディの実生活での皮肉か。

この映画で多くの人が、邦題にクレームをつけているけど、あながち間違っていない、と映画鑑賞後に思いました。
正義の為の殺人、人を幸せにすると思って人を殺すなんて、それこそあってはならない妄想だからだ。
最近ウディ・アレンの作品は、監督人生の仕上げにかかっているように感じます。
ナンセンスな笑いが影を潜め、作品の質は高いレベルにあるのは一目瞭然だけど、個人的には、『ボギー! 俺も男だ』『アニー・ホール』『マンハッタン』『マンハッタン殺人ミステリー』の頃の、屁理屈っぽい作品がまた見たいんですよね。
誰です、それはお前が屁理屈な人間だから! と言っているのは。(当たってる……)

category: カ行

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