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【ラジオ・ヒッチコックR】

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一口メモ(チラシ付き):『殺し屋ハリー:華麗なる挑戦』

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これは珍品だ。
まず原題のタイトルからして人を食っている。
『99 AND 44/100% DEAD』という原題は、『99 AND 44/100% PURE』という石鹸のコマーシャルのキャッチコピーをモジっている。

また、最初と最後に、足をコンクリートで固められ、ハドソン川に沈められた死体のシーンが使われているが、実はこれ、もともとセルジオ・レオーネ監督が、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』で使うはずのアイデアを盗用したのは有名な話。

監督はジョン・フランケンハイマー、音楽ヘンリー・マンシーニ、主演リチャード・ハリス、脇役にブラッドフォード・デイルマン、チャック・コナーズ。
これだけの顔を揃えて、どうしたらこんなポンコツになるのか?
それは、硬派な監督のフランケンハイマーが、変にユーモアを意識しすぎたせいか。
ストーリーは借り物の『用心棒』ベース。
カーチェイスは、ただ走っているだけ。
編集も荒い。
アクションもどこかゆるい。

コメディ映画から笑えるシーンを抜き取ったような作品だ。
TV洋画時代にカット放映&吹き替えで見ていた頃の方が面白かったよ。
タイトルを見て「懐かしいなぁ」と思う人は見てもOKだが、DVDソフトは高額。
買わずに済んだスターチャンネルに感謝、ですな。
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2017-07-09 * [ 編集 ]