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【ラジオ・ヒッチコックR】

コンセプトは読むラジオ。映画や音楽の話題で楽しみましょう!

「もぎりよ今夜も有難う」という映画本、面白い! 

原田マハさんの本、「キネマの神様」の解説を、片桐はいりさんが書かれていて、彼女自身も映画の本を執筆されていたことを知って、この本を買いました。

どーも、ロッカリアです。
もぎりなる言葉、現代では死語だろうが、私の青春時代には、映画館の入り口に、ちっちゃなブースがあって、前売り券や鑑賞券を切り離す、もぎってくれる人がいた。(もぎり嬢と言って女性が多かった)

え? 今でも入場する時には、発券を切り離す人がいる?
確かにそうだ。
シネコンでも、フロアで見たい映画を発券し、上映の10分前にはアナウンスがあり、入り口に向かうと「何階の何番です」と言って券を切り離してもらうよね。

じゃあ今と昔では何が違うのか?
その答えがこの本に詰まってます。

DSC111.jpg

個性派女優の片桐はいりさんが、まだ大学生の頃、映画館でアルバイトをしていました。
その経験を「キネマ旬報」にエッセイとして連載、それを一冊の本にしたのが2010年。
そして、この文庫の形になったのが2014年のこと。

片桐はいりさんの演じる役の印象が強く、どこか情緒不安定な性格の持ち主かな? 
そんな想像をしていましたが、大きな誤解だったようです。
文章はとても読みやすく、何よりも彼女の映画に対する愛情が伝わってきます。

各エッセイには、映画のタイトルをもじった題名が付けられており、そんな所にも遊び心と愛情が見えます。
「Wの喜劇」と付けられたエッセイの出だしはこんな感じ。
「映画館が呼吸するのを見たことがある」
はて? それはどんな時なんだ?
読んでいくと……。
なるほど、である。
そんなことが実際にあるんだと驚いた。
気になる人は、是非読んで見てください。

もぎりという言葉を聞いて、ああ、懐かしいなぁ、と思った人もどうぞ、オススメです。


category: 迷宮図書室

tag: 映画本 
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