09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

【ラジオ・ヒッチコックR】

コンセプトは読むラジオ。映画や音楽の話題で楽しみましょう!

『ビッグ・マグナム77』全てがマカロニ仕様なんだね 

どーも、ロッカリアです。

1960年代に、ハリウッドの西部劇をイタリア仕様にして作られたのが、あのマカロニ・ウエスタンだ。
特徴としては、残虐性、ガン・アクション、そして耳に(心に)残る音楽。
もう一つは映画自体が結構「雑」に作られている、と言うこと。

イタリアとカナダの合作で作られたこの映画、マカロニ版『ダーティハリー』+『ブリット』と言えるんじゃないでしょうか。
ただし、あくまでもマカロニ仕様というのが問題なんだけど。

img243-1.jpg

大学生の妹のに、殺人の疑いを持った刑事の兄が、犯人を追い詰めて行く、と言うのが主題。
でも、ツッコミどころは満載だし、脚本も撮影も全てにおいて荒っぽい。

まず、娘という設定ならまだしも、兄妹って、どんだけ年が離れている? 20歳は軽く違うよ。
そして、スチュアート・ホイットマンが演じる刑事さん、バッジを見せる前に殴るは撃つは暴れるは。

しかも、この映画の中盤にある見せ場のカーチェイス。
刑事が聞き込みに行くと、突然男が走って逃げ、車に乗り込む。
スチュアートも車に乗り込み、逃げるから追う、という構図。
そして二人の車が横転して、出てきた男に刑事が言った言葉は、「この黒い真珠に見覚えはないか?」だと。
一体何台の関係ない車が被害にあったと思ってるんだろ?
ハリー・キャラハンなら即バッジの返却パターンだろ。

おまけに、そのカーチェイスのシーンでも荒い荒い。
晴天だったはずが、気が付くと路面は雨でビショビショ。
でもコーナーを曲がるとすぐにドピーカン!
なんでしょこれ?

しかもしかも、冒頭の銀行強盗犯をマグナムで撃つシーン、音だけで煙も出てない……。
医者を犯人だと決めつけ、捜査の基本もへったくれもない。

カーチェイスのシーンも、『重犯罪特捜班:ザ・セブン・アップス』なんかと比べると、シーンの繋ぎや、ドライバーの表情のインサートなども無茶苦茶である。
それでも、マカロニ・ウェスタンを知っている我ら世代なら、あのカーアクションさえあれば、満足しちゃうのは哀しい性ですな。

この、70年代ダークサイドのアクション映画、¥3000は高すぎる!
テレビで見られた時代なら、お財布にも優しかったのに……。



category: ハ行

tag: ハ行 
cm 0   tb 0   page top

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://rockaria1960.blog.fc2.com/tb.php/22-53d4e2ca
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

プロフィール

最新コメント

リンク

月別アーカイブ

ようこそ

最新トラックバック