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『いぬやしき』&『ラプラスの魔女』コミックと小説の映像化

どーも、ロッカリアです。
珍しく邦画を続けてみました。

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『いぬやしき』は原作コミックをアニメ化と実写化。
はっきり言って、これはアニメに軍配が上がる。

高校生と定年間近のオヤジが、エイリアンの事故に巻き込まれ、人格はそのままにサイボーグ化してしまう。
不死身の体を手に入れた二人だが、高校生は悪に、オヤジは善に目覚めてしまい、二人の激突を軸に、アクション映画として描かれている。
最終的に、二人は何の為にサイボーグと化してしまったのか? 
それを残酷な運命と共に知る事になるのだが、ところが映画ではバッサリ切られている。
これは、『いぬやしき』と言う作品のアイデンティティが成立していないと言える。
続編を作ろうとでも考えたのか、残念な結果になってしまった。
全体のムードは、原作に近く面白かったので残念だ。
ただ、背中からジェットエンジンが出て空を飛ぶシーンは、羽も尾翼もないのに、自由自在に方向を変えられるのは不思議としか言いようがないけど……。

スクリーンショット 2019-04-04 19.43.09

一方『ラプラスの魔女』はひどかった。
明らかにキャスティングミスだ。
感情が全く出せない櫻井と、ラストで、まるで舞台上で演じているかのようなオーバーアクションのトヨエツ。
芝居がかった不自然な演技がひどい。
おまけに、ラストの見せ場も、すごい中途半端な演出で驚かされた。
自然の脅威を一瞬で終わらせると言う、最大の見せ場を台無しにしている。
監督が三池崇史と聞き納得。
ミステリーには不向きな監督だ。
二作品とも原作の映画化だが、その難しさを露呈してしまった。
一回見れば、充分な作品。
映画は何度でも見たくなる作品こそ、語り継がれて行くのだ。

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