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【ラジオ・ヒッチコックR】

コンセプトは読むラジオ。映画や音楽の話題で楽しみましょう!

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「映画のキャッチコピー学」と言う本を買いました

どーも、ロッカリアです。
「調べ尽くしたり! 映画の宣伝コピー100年分!」と言うキャッチコピーにひかれて買いました。

「決して一人では見ないでください!」
映画のキャッチコピーと言うと、真っ先にこの『サスペリア』が浮かんできますが、実はこのコピー、本書を読んで知りましたが、なんとネズミの大群が人を襲う『ウイラード』のコピーのパクリ、に近いことが分かります。

そのコピーは、「この映画は絶対に一人では見ないで下さい。明日遂にベールを破って、〈数千のーーネズミ〉が作戦を開始する」と言うもの。

他にも、「鵺の泣くよは恐ろしい」(悪霊島)
「祟りじゃ〜!」(八つ墓村)
「唇にミステリー」(女王蜂)
……き、金田一ものばかり……。

『エイリアン』の「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」

あと、勘違いして覚えていたのが、「母さん、僕のあの麦わら帽子、どこへ行ったんでしょうね…」と言う『人間の証明』、正確には「母さん、ぼくのあの帽子どうしたでしょうね?」と、麦わら帽子は出てきません。(詩集には続いて出てきますが)
キャッチコピーなんて、記憶に残らないから、あんまり重要じゃない、と言う考えは間違いだ、そのことをこの本は教えてくれるんです。

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キャッチコピーと言うのは、短い文章で作品の内容、雰囲気を伝え、その作品に誘惑する役目がある。本を読むと、忘れていたコピーを思い出すし、名文に出会ったり、それ詐欺だろ! と思うコピーなんかもたくさん載っていて、「へえ〜、こんなコピーがあったんだと楽しめます。
例えば、

「ヒチコックもとうとう映画に食われてしまった…、〈爆笑派〉も〈悲鳴派〉もなで切りのデリシャス・ミステリー」これは『料理長(シェフ)殿、ご用心』

「霧の中から復讐の声が聞こえる。この恨み晴らさずにおくものか。聞こえるか! アメリカの絶叫!」これは『ザ・フォッグ』

『氷の微笑』はこうだ。「その時、女は美しい凶器」


テーマごとに、キャッチコピーが語られているのは二重丸ですが、映画のインデックスが載っていないのが残念。
作品のキャッチコピーを探したい時に、すぐに見つけられません。
でも、映画に付けられるキャッチコピーが、どの様に考えられるのか、興味は尽きません。

映画を観るだけでは満足しないファンにオススメです。

皆さんにも、きっと印象に残ったキャッチコピーがあると思います。おヒマな時間を見つけて、よかったらコメント欄で教えてくださいまし。


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