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【ラジオ・ヒッチコックR】

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『高慢と偏見とゾンビ』「不幸の名作、感染」のキャッチコピーが秀逸!

どーも、ロッカリアです。
台風一過と思ったら、今度は爆弾低気圧に注意! 一体この地球はどうなっているんでしょうね。
さて、今日紹介するのは、ジェイン・オースティンの「高慢と偏見」の世界に、ゾンビが存在していたら? と言う小説がベースの映画です。
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(本の帯にナタリー・ポートマン主演となっていますが、この企画はボツになりました)

ゾンビ映画には、それぞれ微妙にルールがあって、この映画のゾンビは、人間が噛まれてしまうとゾンビになるが、そのゾンビが人間の脳を食べない限り、以前と同じ人格と知能が保たれる。

ゾンビ・ウイルスが蔓延している19世紀のイギリス。
ゾンビに食い尽くされたロンドンは、川と高い壁の中に封じ込められていた。
地方に分散した人々は、ゾンビに対抗するために、中国や日本で拳法を習って、それぞれの家を守っていた。
ベネット家の五姉妹も武術に長けていたが、みんな独身で、このままでは父親の遺産も相続できない。
そこに、大金持ちでイケメンの独身貴族、チャールズ・ビングリーが移住して来た。
エリザベスの姉、ジェーンとすぐに恋に落ち、エリザベスの方も、チャールズの友人で、英国陸軍の大佐ダーシーと出会った瞬間にトキメキを覚える。が、二人はプライドと偏見が邪魔をしてうまくいかない。
そんな時に、エリザベスの前に現れたのは、ダーシー大佐の幼馴染のジョージ・ウィカムだった。
彼に惹かれるエリザベスだったが、ウィカムにはある陰謀が秘められていた……。

もっと文芸寄りかと思ったら、意外とゾンビ寄りの映画。
でも、あんまりグロテスクなシーンを見せないので、スプラッターはちょっと、と苦手意識のある人でも大丈夫、かな。
全体的には丁寧な演出で、漫画チックに終始していないのがいい。
ただ、編集でミスが目立つ。
剣を抜いた次の瞬間のカットが銃になっていたり、エリザベス姉妹が歩いて移動中に、なんの説明もなく彼女一人がみんなの銃を待っていたりする。(想像するに、ジャンケンか何かで負けたんだろう)

余談ですが、ベネット家の主人を演じているチャールズ・ダンスと言う人。
シュワちゃん出演の映画、『ラスト・アクション・ヒーロー』で殺し役を演じたあの人。
この人を見ると、今でも、目の中にニコちゃんマークや照準のコンタクト(?)を入れているような気がしてならない。

ラストは気をつけたほうが良い。
ハッピーエンドと見せかけて一度終わるが、CASTのエンドロールが流れた後にまだ物語が残っている。
これを、アン・ハッピーエンドと取るか、続編を示唆しているのかは、観客に委ねられているようだ。

ゾンビ映画としては異色の19世紀の英国舞台。
ゾンビ好きは要チェックです。

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