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【ラジオ・ヒッチコックR】

コンセプトは読むラジオ。映画や音楽の話題で楽しみましょう!

『サンダ対ガイラ』これはもう進撃の巨人! 

どーも、ロッカリアです。

正式には『フランケンシュタインの怪獣:サンダ対ガイラ』です。
『フランケンシュタイン対地底怪獣』の続編と言う位置の映画ですが、これはこれで独立した作品として見られます。

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「海彦山彦」と言う昔話がベースにありますが、今この映画を見ると、「進撃の巨人」そのもの。
ガイラの食料は人間。
捕まえては口に放り込んじゃう。
その描写は、公開当時かなりのインパクトがありました。
私の記憶では、この人を食べるシーンがかなり強烈なので、テレビでオンエアされたことが無かったんじゃないでしょうか?
この映画も、円谷特撮チームが優れた演出で魅せてくれます。
メーサー殺獣光線車はゴジラ・シリーズでは有名な兵器ですが、この映画で初登場しました。

若い世代の人が見ると、着ぐるみを着た怪獣が戦うナンジャコラ映画ですが、オールドファンにとっては、今見ても怖い映画に変わりないですね。

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『そして誰もいなくなった』(1945)このタイトルって……。 

どーも、ロッカリアです。

結末を知っていても、つまり犯人やトリックを既に知っていても、何度も見てしまうミステリー映画というのがある。
その最たるものが、市川崑監督による金田一耕助シリーズだ。
ストーリーだけじゃない、俳優さんの魅力、美術に音楽、何度見ても飽きない演出に興味が尽きない。

また、原作のミステリー小説を読んでいて、犯人を知っているのに、映画を見ると全くの別物になっていて、驚くこともある、この作品がそうだった。
ミステリー映画の性質上、詳しく内容を話せないので難しいのですが、タイトルが……。(汗)

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実はこの映画、1970年代にNHKの教育チャンネル(今のEテレ)で見て、とても面白かった記憶があり、ず〜っと廉価版のDVDを探していたのですが見つからず、結局Amazonで買いました。
ただ、結末のシチュエーションをすっかり忘れていて、原作とは違う、という事だけは憶えていました。
『オリエント急行殺人事件』の新作ニュースが聞こえてくる中、この映画の存在を思い出し、どうしても見たかったんです。
低価格DVDと言うこともあって、画質は非常〜に悪いです。20インチかパソコンの画面で見るのが最適で、大画面で見ると線が二重に見えてとても目が疲れます。(ま、そのうち慣れてきますが…)

物語は、現在のミステリーの礎を築いた孤島環境ミステリーで、オーエン邸に八人の男女がボートに乗って向かうところから始まり、オーエン邸の執事と給仕(夫婦)を合わせた十人が、マザーグース(一説には違うと言う指摘あり)の十人のインディアンの歌のとおりの見立て殺人が起こります。
ここで歌われる「十人のインディアン」の歌は、あの、ワン・リトル、ツー・リトル、スリー・リトル・インディアン……と言うあの童謡とは違います。
集まった十人の罪が、レコードから流れ、人が殺されていく度に、居間に飾ってある十人のインディアン人形が一つ、また一つ、壊されたりなくなっていきます。
これがこの映画の特徴と言えます。
映画では、犯人がこの中にいると、お互いが疑心暗鬼になり、見ている方も、早く犯人が知りたい(犯人は原作と同じ)と思える巧みな演出で最後まで飽きません。
小説の結末を知っている人も、充分楽しめます。

この十人の中に、ヒッチコック監督の『レベッカ』でダンヴァース夫人こと、ジュディス・アンダーソンが出ているのも、オールドファンには楽しみの一つです。
画質の悪さを我慢すれば、とても楽しめるミステリーだと思います。
見た人は全員、このタイトルにツッコミを入れたくなると思いますが……。


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『ザ・マミー :呪われた砂漠の王女』観てきました! 

どーも、ロッカリアです。

日曜日の朝9時から観てきました。(早っ)
そもそものコンセプトが、往年のユニバーサル・モンスターを現代に復活させる事。
その第一弾と言うわけだが、見る前は、冒険アドベンチャーなのか、昔みたいにホラー色を前面に出すのか、どちら何だろう、と考えていました。

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冒険心をくすぐられることもなく、かと言って、恐怖心も満たされない、中途半端な感じだなぁ〜と思って観ました。
ぶっちゃけ、『ハムナプトラ:失われた砂漠の都』の勝ちだと思う。
期待し過ぎたせいもあるかも知れませんが、冒頭で、中東の戦闘地域で巨大地下施設を発見するのも、空軍のミサイル一発で発見すると言う、なんともあんちょこな手段だ。
さらに、これは予告編等でも流されているから言っちゃうけど、トムは軍用機と一緒に墜落して死体袋に詰められているのに、無傷で生き返る。
「選ばれし者」と言う一言で片付けられるが、これをすると、もうなんでもありじゃないか。
私は、観客が一番納得しないシチュエーションがこれ、だと思っている。
しかも、蘇ったミイラのアマネットは、スーパーマン顔負けの無敵の超人で、これはもはや、マーベルやDCのキャラ(実際、このダークユニバースはそう言った狙いがある)にかなり寄せている。
超人には超人、と言うことで、最後は……。

シーンを切り取って見ると、所々いいシーンがある。
ミイラたちが水中で追いかけてきたり、軍用機が墜落した場所でアマネットが蘇り、人を襲うシーン。
そして、ロンドンの地下を再現したセットなどなど、この辺はムードたっぷりだ。

もっと恐怖心を煽るような、心臓がバクバクなるようなシーンが個人的には欲しかったね。
さあ、私が言っていることが本当かどうかは、劇場に足を運んで、自分の目で確かめてみてください。

次回作、『フランケンシュタインの花嫁』は、大丈夫かなぁ……。

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『ローグ・ワン』「嫌な予感」はいつも当たる 

どーも、ロッカリアです。
本題に入る前に、一昨日のクイズの答えを。
音楽がないのに成功した映画、それはヒッチコックの『鳥』でした。
簡単すぎでしたね。

少し前にブルーレイを買って観ました。
『ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー 』のスター・ウォーズ・ストーリー って、わざわざ付け足さなくても、いいと思うんですが……。

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コアなファンが多いだけに、賛否両論、ネットでも結構荒れていましたね。
1977年から登場したエピソード4〜6で、『スター・ウォーズ』は完結していると思っているファンには、新たにどんな映画が『スター・ウォーズ』の冠を付けて登場しても、きっと許し難いことなんだろう、と思います。
かく言う私も、一作目からシリーズ全てをリアルタイムで劇場で見てきた、自称コアなファン、です。
でも、この映画だけは劇場で見る機会を失ってしまいまいした。
だから、どーせまた亜流なんだろうなぁ……と思いながらブルーレイを再生しました。
 
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この『ローグ・ワン』は、ルーク・スカイウォーカーが反乱軍のローグ中隊の隊長になったが、そのローグ中隊はどのようにして誕生したのか? が描かれている。
つまり、エピソード4の、前段の話と言う位置付けだ。

物語のトーンとしては全体的に悲壮感があると思うが、そう思うのは私だけなんだろうか。
彼らは、デス・スターの設計図を手に入れ、レイア姫に渡すために勝ち目のない戦いをする。
それは主人公の女性、ジンにも背負わされている。
これだけ自己犠牲を前面に出した映画は珍しい。

てっきり亜流だと思いながらこの映画を観ていましたが、観終わるとまた違う感情が湧いてきました。
単純にスピン・オフと決めつけるのは間違っている、とも思う。
タイトルのローグ・ワンから、本筋のストーリーからはぐれた作品と解釈するのもどうなのか?

ここからはちょっとネタバレ。
未見の人は読まないで。

この映画のラスト、ダース・ベイダーが暗闇の中、ライトセーバーを抜いた瞬間に、鳥肌が立った。
思わず声が上がった。
そして、設計図がレイア姫に渡り、「これで希望が持てる!」と言ったシーンに、熱いものが込み上げてきた。
間違いなく、『スター・ウォーズ』の遺伝子が宿っていたんです。
レイアを演じたキャリー・フィッシャーはもう亡くなり、CGで蘇った彼女に賛否するのもいいが、見られない映像を見せてくれるのが映画の魔法、ではないのか?

気が付けば、『スター・ウォーズ』を初めて観た時の気持ちを少し思い出していました。
映画は批評家目線では決して楽しめない。
批評なんてものは専門家に任せて、いつも、一映画ファンとして映画を楽しみたい。
だから私は、あのラスト5分ですっかり虜にされてしまいました。
ダース・ベイダーに乾杯!

そして、キャリー・フィッシャーに敬愛を込めて。(涙)

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『すばらしき映画音楽たち』映画音楽とは何か? 

どーも、ロッカリアです。

wowowで見ました。 
『キング・コング』(1933)が、オーケストラを使って演奏された、初めての映画音楽と言うことを知りました。
音楽が映画にもたらした影響を真正面から捉えたドキュメンタリー映画映画です。

『続・夕陽のガンマン』のクライマックス、決闘シーンに流れるエンニオ・モリコーネの音楽。
恐怖心を煽るバーナード・ハーマンの『サイコ』『めまい』
どこかにいる! と思わせるジョン・ウィリアムスの『ジョーズ』
ピンクの豹が暴れまわるヘンリー・マンシーニの『ピンクパンサー』
生前のクリストファー・リーブは言う。「あの音楽がなければ、スーパーマンは空を飛べなかっただろう」
前半は、オールドファンにとっては至福の時間だ。

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ところが、後半は少し事情が変わって来る。
以下は私個人の感想だ。

『アイアンマン』のテーマ曲を口で言える?
じゃあ、『アベンジャーズ』は?
『スパイダーマン』『トランスフォーマー』『アバター』はどう?
恥ずかしながら、私は全く思い出せないし、口ずさむこともできない。
何百億と大ヒットを飛ばした映画ばかりなのに。

でも、『ピンクパンサー』や『ゴッドファーザー』、『男と女』『ロッキー』や『燃えよドラゴン』なら最後まで口ずさむことができる。
ビデオの無い時代。
劇場で映画を見ると必ずパンフレットを買っていた。
その帰りに、レコード屋さんに寄って、今見た映画のサントラ盤を買う。
貧乏だったので、500円のシングル盤で我慢した。
A面はメインテーマ、B面は愛のテーマや劇中曲で、家に帰るとパンフレット見ながらレコードに針を落とす。
さっき見た映画の追体験だ。

今はもう、こんなことはしない。
時代が違うのだ。
じゃあ何故時代が違うのか?
それはこの映画の後半が雄弁に語っている。
映画の作り方自体が変わってしまったのだ。
巨額の制作費を投じたプロデューサーは監督以上に権力を持ち、全スケジュールは彼の手中にある。
音楽はいついつまでに、予告編は早くから作る、そして映画完成前からすでに世界中で宣伝する。
プロデューサーがOKを出さなければ、何もできない。
この時代、映画は商品なのだ。

映画音楽とは、映画のDNAだと思う。
映画は、映像と音楽の二重螺旋でできている。
もちろんその螺旋の間には、様々な要素が絡み合っているが、絵と音の総合芸術こそが映画だと確信している。
今、その遺伝子情報が時代と共に変わって来ている。
それが進化と呼べるものなのかどうかは、この先何年も後の話だろう。

ディズニーの映画部門代表のミッチェル・リーブは言う。
「ビジネス面での複雑さが、芸術としての映画づくりも困難にしている」と。

今の時代こそ、映画ファンは、もっと映画音楽に注目していくべきなのかも知れない。
この映画を見て、そんなことを考えさせられました。

余談ですが、ちょっと問題です。
この二重螺旋の音楽が全くないのに、成功した映画があります。
その映画のタイトルは?(簡単すぎる…?)
答えは明日以降に!

原題は『SCORE』 予告編をどうぞ。(再放送は8月2日 (水)午後2:30 )


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