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【ラジオ・ヒッチコックR】

コンセプトは読むラジオ。映画や音楽の話題で楽しみましょう!

INFORMATION



★ ヘッダー画像をまたまたチェンジしてみました。
  写真のラジオは愛機クーガー7です!  


『そして誰もいなくなった』(1945)このタイトルって……。 

どーも、ロッカリアです。

結末を知っていても、つまり犯人やトリックを既に知っていても、何度も見てしまうミステリー映画というのがある。
その最たるものが、市川崑監督による金田一耕助シリーズだ。
ストーリーだけじゃない、俳優さんの魅力、美術に音楽、何度見ても飽きない演出に興味が尽きない。

また、原作のミステリー小説を読んでいて、犯人を知っているのに、映画を見ると全くの別物になっていて、驚くこともある、この作品がそうだった。
ミステリー映画の性質上、詳しく内容を話せないので難しいのですが、タイトルが……。(汗)

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実はこの映画、1970年代にNHKの教育チャンネル(今のEテレ)で見て、とても面白かった記憶があり、ず〜っと廉価版のDVDを探していたのですが見つからず、結局Amazonで買いました。
ただ、結末のシチュエーションをすっかり忘れていて、原作とは違う、という事だけは憶えていました。
『オリエント急行殺人事件』の新作ニュースが聞こえてくる中、この映画の存在を思い出し、どうしても見たかったんです。
低価格DVDと言うこともあって、画質は非常〜に悪いです。20インチかパソコンの画面で見るのが最適で、大画面で見ると線が二重に見えてとても目が疲れます。(ま、そのうち慣れてきますが…)

物語は、現在のミステリーの礎を築いた孤島環境ミステリーで、オーエン邸に八人の男女がボートに乗って向かうところから始まり、オーエン邸の執事と給仕(夫婦)を合わせた十人が、マザーグース(一説には違うと言う指摘あり)の十人のインディアンの歌のとおりの見立て殺人が起こります。
ここで歌われる「十人のインディアン」の歌は、あの、ワン・リトル、ツー・リトル、スリー・リトル・インディアン……と言うあの童謡とは違います。
集まった十人の罪が、レコードから流れ、人が殺されていく度に、居間に飾ってある十人のインディアン人形が一つ、また一つ、壊されたりなくなっていきます。
これがこの映画の特徴と言えます。
映画では、犯人がこの中にいると、お互いが疑心暗鬼になり、見ている方も、早く犯人が知りたい(犯人は原作と同じ)と思える巧みな演出で最後まで飽きません。
小説の結末を知っている人も、充分楽しめます。

この十人の中に、ヒッチコック監督の『レベッカ』でダンヴァース夫人こと、ジュディス・アンダーソンが出ているのも、オールドファンには楽しみの一つです。
画質の悪さを我慢すれば、とても楽しめるミステリーだと思います。
見た人は全員、このタイトルにツッコミを入れたくなると思いますが……。


category: サ行

tag: ミステリー  イラスト  サ行 
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『黄昏のチャイナタウン』空飛ぶジャック・ニコルソン! 

どーも、ロッカリアです。
お盆休みも今日で最後です。(ふ〜)

1974年の名作『チャイナタウン』の続編で、ジャック・ニコルソンが主演と監督を務めました。
前作の衝撃的なラストから約10年後を描いていますが、今回、原題の「二人のジェイク」というタイトルに深い意味があります。
と言うのも、前作でエブリン・モーレイ(フェイ・ダナウェイ)と恋に落ちたジェイク(ジャック・ニコルソン)は、今回同じ名前のジェイクの依頼を受けるが、この依頼がエブリン・モーレイと深く関わってくるからだ。

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(爆風で空を舞うジャック・ニコルソン! タモさんじゃありません!)

この映画を語ることは、前作『チャイナタウン』を見ていないと成立しないし、何を言っても、その前作のネタバレとなってしまい、非常に難しい。
だから、ディテールを話す事だけに留めておきましょう。

探偵ジェイクの所に、妻の浮気調査を依頼したもう一人のジェイクが、その浮気現場で男を射殺してしまう。
しかも、その殺された男が、依頼人のジェイクの仕事のパートナーだったことから、全ては男を殺すための仕組まれた芝居ではないかと、探偵のジェイクは疑うのだが……。

1930年代のロスを見事に再現した前作と比べ、今回はそれほど凝った演出がない。
あるシーンで、探偵ジェイクは爆発によって吹き飛ばされるが、常識的に無傷で助かるなんてありえないし、ジェリー・ゴールドスミスの音楽が秀逸だった前作に比べ、ヴァン・ダイク・パークスの音楽は甘すぎる。
主演のニコルソンも太り過ぎだ。(演出上、あまり関係ない思う)
決してつまらない作品ではないが、続編と言うのは、こうやって前作と比較されるのは宿命なのだ。
監督としてのニコルソンの手腕はどうか?
ポランスキーの冷徹で、突き放したような演出と正反対で、探偵ジェイクがとても身近に感じるが、自ら主演となればそれは当然か。
ラストの衝撃も、やはり前作を上回ることはない。
編集のせいかもしれないが、もう少し物語を整理して、観客に確信は何なのか? がストレートに伝わるような演出が欲しかった、と思います。

言っておきます。
『チャイナタウン』を見ずに、この『黄昏のチャイナタウン』を見ても成立しません。


category: タ行

tag: タ行  イラスト 
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『キャンディマン』何で言っちゃうかなぁ 

どーも、ロッカリアです。

人間、「言っちゃダメ!」と言われると、どうしても言っちゃう法則。
そんなものがあるかどうかは分かりませんが、都市伝説ではシャレになりません!

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ちょっと変わったホラー映画と言えるかも知れません。
鏡に向かって、「キャンディマン」と5回言うと、鉤爪のキャンディマンが現れ、主人公をどこまでも追いかけて、殺そうとする……と言うストーリーかと思っていると、見事に裏切られました。

『ハロウィン』や『ブギーマン』、『13日の金曜日』『血のバレンタイン』『ラストサマー』『スクリーム』『悪魔のいけにえ』と言った、殺人鬼が執拗に置いかかけてくるような、ある意味王道をいくホラーではありません。

しかも、殺人鬼と言うのは、ホッケーマスクやムンクの叫びマスク、人肉マスクやガス・マスクなどを被り、正体を隠すのが王道だが、キャンディマンはフツーに黒人。
ただ右手に鉤爪をしているだけ。

じゃあ、キャンディマンは何をするのか?
主人公の女性ヘレン(シャロン・ストーン似)に自分の存在を信じさせるために、彼女の周りの人間を殺す、そして……。
ヘレンは、これは夢か現実か? と言う判断を揺さぶられるあたり、『エルム街の悪夢』をちょっと思い出す。

まあ、ネタバレは嫌いなので言いませんが、とにかくホラー映画の定番パターンをことごとく裏切って見せてくれるので、王道パターンを見飽きた人には新鮮に見えると思います。

みなさん、最後まで読んでくださりありがとうございます。
さて、ここで「言っちゃダメ!」と言われると、どうしても言っちゃう法則を。
「このブログは面白い」なんて絶対言わないで下さいね、約束ですよ。
もし5回も言ってしまったら、大人気のブログになってしまうかも知れませんから……(←言わないし、絶対ならんわっ!)


category: カ行

tag: カ行  ホラー 
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『ザ・マミー :呪われた砂漠の王女』観てきました! 

どーも、ロッカリアです。

日曜日の朝9時から観てきました。(早っ)
そもそものコンセプトが、往年のユニバーサル・モンスターを現代に復活させる事。
その第一弾と言うわけだが、見る前は、冒険アドベンチャーなのか、昔みたいにホラー色を前面に出すのか、どちら何だろう、と考えていました。

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冒険心をくすぐられることもなく、かと言って、恐怖心も満たされない、中途半端な感じだなぁ〜と思って観ました。
ぶっちゃけ、『ハムナプトラ:失われた砂漠の都』の勝ちだと思う。
期待し過ぎたせいもあるかも知れませんが、冒頭で、中東の戦闘地域で巨大地下施設を発見するのも、空軍のミサイル一発で発見すると言う、なんともあんちょこな手段だ。
さらに、これは予告編等でも流されているから言っちゃうけど、トムは軍用機と一緒に墜落して死体袋に詰められているのに、無傷で生き返る。
「選ばれし者」と言う一言で片付けられるが、これをすると、もうなんでもありじゃないか。
私は、観客が一番納得しないシチュエーションがこれ、だと思っている。
しかも、蘇ったミイラのアマネットは、スーパーマン顔負けの無敵の超人で、これはもはや、マーベルやDCのキャラ(実際、このダークユニバースはそう言った狙いがある)にかなり寄せている。
超人には超人、と言うことで、最後は……。

シーンを切り取って見ると、所々いいシーンがある。
ミイラたちが水中で追いかけてきたり、軍用機が墜落した場所でアマネットが蘇り、人を襲うシーン。
そして、ロンドンの地下を再現したセットなどなど、この辺はムードたっぷりだ。

もっと恐怖心を煽るような、心臓がバクバクなるようなシーンが個人的には欲しかったね。
さあ、私が言っていることが本当かどうかは、劇場に足を運んで、自分の目で確かめてみてください。

次回作、『フランケンシュタインの花嫁』は、大丈夫かなぁ……。

category: サ行

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『ローグ・ワン』「嫌な予感」はいつも当たる 

どーも、ロッカリアです。
本題に入る前に、一昨日のクイズの答えを。
音楽がないのに成功した映画、それはヒッチコックの『鳥』でした。
簡単すぎでしたね。

少し前にブルーレイを買って観ました。
『ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー 』のスター・ウォーズ・ストーリー って、わざわざ付け足さなくても、いいと思うんですが……。

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コアなファンが多いだけに、賛否両論、ネットでも結構荒れていましたね。
1977年から登場したエピソード4〜6で、『スター・ウォーズ』は完結していると思っているファンには、新たにどんな映画が『スター・ウォーズ』の冠を付けて登場しても、きっと許し難いことなんだろう、と思います。
かく言う私も、一作目からシリーズ全てをリアルタイムで劇場で見てきた、自称コアなファン、です。
でも、この映画だけは劇場で見る機会を失ってしまいまいした。
だから、どーせまた亜流なんだろうなぁ……と思いながらブルーレイを再生しました。
 
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この『ローグ・ワン』は、ルーク・スカイウォーカーが反乱軍のローグ中隊の隊長になったが、そのローグ中隊はどのようにして誕生したのか? が描かれている。
つまり、エピソード4の、前段の話と言う位置付けだ。

物語のトーンとしては全体的に悲壮感があると思うが、そう思うのは私だけなんだろうか。
彼らは、デス・スターの設計図を手に入れ、レイア姫に渡すために勝ち目のない戦いをする。
それは主人公の女性、ジンにも背負わされている。
これだけ自己犠牲を前面に出した映画は珍しい。

てっきり亜流だと思いながらこの映画を観ていましたが、観終わるとまた違う感情が湧いてきました。
単純にスピン・オフと決めつけるのは間違っている、とも思う。
タイトルのローグ・ワンから、本筋のストーリーからはぐれた作品と解釈するのもどうなのか?

ここからはちょっとネタバレ。
未見の人は読まないで。

この映画のラスト、ダース・ベイダーが暗闇の中、ライトセーバーを抜いた瞬間に、鳥肌が立った。
思わず声が上がった。
そして、設計図がレイア姫に渡り、「これで希望が持てる!」と言ったシーンに、熱いものが込み上げてきた。
間違いなく、『スター・ウォーズ』の遺伝子が宿っていたんです。
レイアを演じたキャリー・フィッシャーはもう亡くなり、CGで蘇った彼女に賛否するのもいいが、見られない映像を見せてくれるのが映画の魔法、ではないのか?

気が付けば、『スター・ウォーズ』を初めて観た時の気持ちを少し思い出していました。
映画は批評家目線では決して楽しめない。
批評なんてものは専門家に任せて、いつも、一映画ファンとして映画を楽しみたい。
だから私は、あのラスト5分ですっかり虜にされてしまいました。
ダース・ベイダーに乾杯!

そして、キャリー・フィッシャーに敬愛を込めて。(涙)

category: サ行

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