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【ラジオ・ヒッチコックR】

コンセプトは読むラジオ。映画や音楽の話題で楽しみましょう!

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★ ヘッダー画像をまたまたチェンジしてみました。
  写真のラジオは愛機クーガー7です!  


『レディ・プレイヤー・ワン』やっと映画化! 

どーも、ロッカリアです。

3年ほど前に映画化になると言うことで、原作の「ゲームウォーズ」を読みました。
上下巻あって、物語の内容的には若い人向けかな? とも思いましたが、1980年代のジャパン・ポップカルチャー(と言うと聞こえは良いが、要するにオタク文化)があふれんばかりに盛り込まれてい興味は尽きませんでした。

スクリーンショット 2017-07-26 21.28.52

オアシスという巨大な仮想空間を作り上げたカリスマのハリデーが死亡した。
そして、その巨万の富を示す、イースターエッグを、オアシスのある場所に隠す。
一番最初に、そのイースターエッグを見つけた人に全ての資産を贈る、というビデオログが世界に配信された。

それを知ったゲーマーたちは、我こそはとオアシスで宝探しを始める。
主人公の少年は、オアシスの創設者ハリデーを慕っていて、かなりの80年代オタクだったが、惑星間をまたいで作られた空間で、イースターエッグはそう簡単に見つからない。

イースターエッグを狙っているのは、個人のゲーマーだけじゃなかった。
組織だった大企業は社運をかけて探しているが、殺人も厭わないこの組織に、主人公をはじめ、ゲーマーたちは苦しめられる。
しかも、主人公がイースターエッグに近づいたと知ると、現実の世界で彼を捕まえ、そのありかを聞き出そうとする。(どんな手段を使ってでも)
仮想空間では宝探しを、現実では組織に捕まらないように逃亡する。
二つの世界で主人公は、大人に一歩近づく冒険をする……。
とこれだけなら、ふつ〜うの物語。
予告編を見ただけでも、『アキラ』に登場する金田のオートバイや、アイアンジャイアント、デロリアン、フレディ・クルーガーが登場しているが、実はこの小説の方のラストに、とんでもない戦いが待っているのだ。
今はネタバレになるから言えないが、このラスト、もし小説と同じラストだとすると、80年代にとどまらない、壮絶なラストになる!
ヒントは、特撮ファンなら狂喜乱舞は必至!!!

ゲーム、映画、音楽、アニメ、テレビといった日本では馴染みの80年代オタクカルチャー、これをスピルバーグ監督はどう料理したのか、期待は膨らみます。

予告編です。


こちらは原作本。


category: ニュース

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一口メモ:『ロスト・バケーション』 

スクリーンショット 2017-07-17 9.41.00


ウディ・アレン監督作『カフェ・ソサエティ』でも注目の女優さん、ブレイク・ライヴリーはいい!
海で一番遭遇したくない大きなサメに足を噛み付かれ、一人岩礁に逃げるサーファー。
だが、プライベート・ビーチのような海岸では助けが来ない……。
潮は徐々に満ちてきて、やがて岩礁も沈んでしまう。
このタイムリミット型と動物パニックを組み合わせれば、最後はどうやって助かる、あるいは助からないのかが気になるが、その期待は「ええ〜、ほんまかいなぁ〜」と思わず大阪弁で呟く結果に。

ラストはご都合主義、サメ映画だけに、もっとジョーズにして欲しかった……なんちゃって。

category: 一口メモ

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『ローマの休日』過去記事リミックス 

これは以前のブログで書いた記事です。
イラストだけを差し替えて当時のまま掲載します。



こんばんは、ロッカリアです。
僕の生涯ベスト10の作品。ついに、この映画を劇場で観る事ができた!  感無量だ……。
僕がまだ中学生だった頃、もう35年も前になるが、初めてTVの洋画劇場でこの映画を見てから、幾度と無くこの作品を見続けて来た。
この映画の凄い所は、何回見ようが、初めて見た時と全く印象が変わらない映画、と言う所だ。

・オードリーの動きはバレエそのもの
・初めての観光名所めぐり、の映画
・悲恋こそ名作の証!
・原題は『ローマ人の休日』…?
・映画はラストシーン!
・海外特派員、ヒッチコックが登場!?


永遠に続く、たった一日の恋……。
まさにその通りの内容で、今更細かいストーリー説明は要らないだろう。
大人のためのファンタジーでありながら、先にも言ったように、中学生にもなれば充分理解可能な男女の心理が描かれていて、感受性の強い子なら、涙しても不思議ではない。

アン王女を演じるオードリーは、元バレリーナだった事(ご存知か?)はオールドファンには良く知られているが、彼女がアーニャと名乗って、ローマの街中を歩いたり走ったりする場面では、その片鱗が見えてとても楽しい。
例えば、真実の口から逃げ出すシーンは、舞台袖に引っ込むダンサーのような感じだし、スペイン広場に行くまでの市場のシーンは、くるみ割り人形のような身のこなしになっている。
普通に歩いているだけで、まるでダンスをしているように見えて、これが実に楽しそうだ。
彼女に与えられた”スクリーンの妖精”と言う言葉は、こんな所から来ているのかも知れない。

トレビの泉、コロッセオ、パンテオン、サン・ピエトロ寺院……。
近作で思い当たるのは『天使と悪魔』だが(邦画では『アマルフィ』)今では観光スポットを巡りながらストーリーが進んで行くと言う、一粒で二度美味しい、まるでグリコのような映画のはしりじゃないかと思う。
そんな土台に立ちながらも、ストーリーがちゃんと地に足が着いているのがいい。
映画が始まってすぐに、「ネグリジェは嫌っ!」「スケジュールがいっぱい過ぎる!」と駄々をこねる。
「はいはい、これでも飲んで落ち着くのよ」とミルクを運んでくる。
子ども扱いである。
このオープニングがあるから、あのラストが、見ているこっちにも痛いほど伝わってくる。(義務や責任感が無ければ、私は一生ここへは戻って来なかったでしょう!)

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この映画には、同一人物による、二度の別離シーンがある。
初めは、車でアーニャを送り、彼女が去って行く所。
もう一つは、勿論、アン王女として、ジョーの前から去って行く所。
実は、この二つの別れのシーンが、悲恋であるにも拘らず、この映画を嫌な思い出としてではなく、素敵なロマンスとして永遠に語り継がれて行く名画の所以(ゆえん)ではないだろうか。

車での別離だけでは、あまりにも切な過ぎるしリアル過ぎる。
ある意味多くの人が、シチュエーションこそ違え、経験しているようなシーンで、感情移入し過ぎるだろう。
しかし、二度目の別れのシーンは、一国の王女と新聞記者と言う立場の中、三人だけが秘密を共有しいて、周りには気付かれないように、「ローマでの思い出は一生忘れないでしょう」と言って、再びジョーの前から去って行く。
この状況なら仕方が無いのか……、と誰もが感じ、納得させられてしまう。秘密を知っている観客にとって、救いのシーンかも知れない。
だが、次の瞬間、秘密を知っている観客だからこその、凄いラストシーンが用意されている。

アン王女が去った後、ジョーはポケットに手を突っ込んで、ゆっくりと会見場を後にして歩き出す。
途中、振り返るジョー。
僕は部屋の奥からアン王女が、いや、アーニャが走ってジョーの後を、追いかけて来る幻を見せられた。
おそらく他の人にも見えたはずだ……。
しかし、そこにアーニャの姿は勿論無い……。
フッと、口元をゆるめたジョーが、前を向いて歩き出す……。
ポッカリと穴の開いたジョーの心を見せるように、高い天井と、小さくなって行く会見場と、徐々に広がっていく空間がジョーと重なり、エンド・マークが現れる……。
まさに、名画と呼ぶに相応しいラスト・シーンではないか。

少し余談を。
この映画は「黄金の三角形」と呼ばれる構図で作られている。つまり、主演が、男二人に女一人と言う、映画が一番盛り上がるスタイルを、弱いながらも取っている、と言うこと。
『冒険者たち』『明日に向かって撃て!』などなどが後に続く。

『ローマの休日』と言うロマンティックなタイトル。だが、このタイトルは原題ではない。
『ローマ人の休日』というのが原題だ。以前にも紹介したが、「洋画タイトル珍百科」によれば、古代ローマ人が日頃のストレスを、グラディエーターやライオンと戦う奴隷たちの姿を見て発散した、と言う事を踏まえて付けられている。
宮殿を抜け出した王女が、日頃のストレスを発散するために、ローマの街で色々楽しむ、と言うメタファーらしい。
でも、『ローマの休日』と言う邦題を付けた人に、僕は拍手を贈りたい。

そしてもう一つ。
この映画にヒッチコックが出演していた、と言えば驚かれるんじゃないでしょうか?
オールド・ファンの中には、「はは~ん、あのシーンの事だな」と思い当たる人、いるでしょ?
ラストの記者会見のシーン。
王女との謁見の際、先頭を切って挨拶をするのが「シカゴ・デイリー・ニュースのヒッチコック」と言う特派員。
その人をよ~く見ると、あのヒッチコック本人……、のはずも無く、実は名前だけのカメオ(?)出演でした。
ん? でも待てよ、名前なんていくらでも製作者の好き勝手に付けられるのに、何故ヒッチコック?今日まであまり気に留めなかったけど、これには何かあるに違いない。
そう思って調べてみた。
インターネットこう使え!の見本のようなロッカリアである。
すると、ある大学の哲学科教員のブログにこんな事が書かれてあった。

 1953年の映画で、ヒッチコック全盛時代である。
なぜ、ここにヒッチコックの名前が出てくるのか?と言うと、このラストシーンが、真実を述べるために、ほかの人をだますというシーンであることに気が付き、当事者たちは、言葉の本当の意味を知っているが、他の人は知らない。
これは、ヒッチコックのサスペンス映画の定石である。
だから、ワイラー監督は、ヒッチコックの名前を目立つようにこの映画のラストシーンに出したのではないか…。

(このブログにはご丁寧にも後日、『ローマの休日』はヒッチコックのパロディ映画だと言っている…)

なるほど。いかにも哲学科的な見方もあるんだと関心。しかし、だ。
哲学科の教員の人に盾を付くつもりは毛頭ないが、仮にも(仮かよ…)このブログにはヒッチ先生の名前を冠にしている。
アンチテーゼだ、アンチテーゼ!!!
映画の事なら大学の教授にも反論してみせる。(それがキングスフィールド教授でもだ!)

映画好きの僕がこのシーンを見てどう思ったか。
あの、緻密にしてアカデミー監督賞3度受賞の名匠ウィリアム・ライラー監督が、「これはあなたの定石を使って作り上げた作品です。とても感謝しています、ありがとう!お礼の印にお名前を最後に入れときましたよ」なんて言うだろうか?
これは大いに疑問である。
そこで、まず注目したのがこの映画の冒頭すぐに、「この映画はすべてイタリアで撮影されました」と言う注釈が大きく入る。
これにまずピンと来た。
ヒッチコックはロケが大の苦手である。知っている人も多いだろう。ならば、最後にヒッチの名前を出して来た事に繋がらないだろうか?
僕の解釈はこうだ。
「やーい、ヒッチコック、どんなに頑張っても、ロケ嫌いな君にはイタリアにロケをして、こんなにロマンティックな映画は撮れないだろう!悔しかったらスタジオに籠もってないで、たまにはロケを中心に映画を作りたまえ!」
ね、こっちの方が楽しいと思はない?
その証拠に、この映画から2年後の1955年、ヒッチコックは南フランスにロケをした名作、『泥棒成金』を発表している。これは単なる偶然なのか、当事者のみぞ知る、か……。

今日は結構頑張って書いたなぁ。
この映画については皆も言いたい事が沢山あるんじゃないでしょうか。
大いに語りましょう、コメントお待ちしております。

と言う事で恒例のチケット代は……。

チケットローマの休日111編

おっと!プレミアム(お値段以上、或いは付加価値が高い)が付きました。ま、当然です。

中学生の頃に初めて見てから、今日までずう~と変わらない愛すべき映画『ローマの休日』。
変わったのは、僕が流す涙の量が、少し増えたぐらいだ……。




 
 
 
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