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【ラジオ・ヒッチコックR】

コンセプトは読むラジオ。映画や音楽の話題で楽しみましょう!

『地下鉄(メトロ)に乗って』気ー悪っ! 

どーも、ロッカリアです。

地下鉄を使ったタイプスリップもの。
なぜ地下鉄に乗るとタイムスリップしてしまうのか? と言う科学的な説明等は一切なく、ただドラマのためにタイムスリップする。
ま、コニー・ウィリアムスや、タイムスリップが大掛かりなフェリックス・J・パルマの「宙の地図」「時の地図」でもとにかくタイムスリップする、と言うのが前提だから、別にいいんだけどね。
とにかく過去と現在を行ったり来たりします。

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父の性格の悪さゆえ、親子の縁を切った主人公の長谷部真次(堤真一)は、その父が入院した日に地下鉄に乗ると、昔住んでいた街とその時代にタイムスリップしてしまった。
そこで、交通事故で死んだ兄の運命を変えようとしたり、父の小沼佐吉(大沢たかお)の若き日の姿、戦後混乱期にたくましく生きて、幸せな家庭を築こうとする姿を目にする。
物語の後半になる程、父に対する考え方は変わって行き、定番な描き方だが、父のことを許していくようになる。
だが、個人的な意見を辛辣に言わせてもらえれば、冒頭で妻を殴るような男が、過去にどんなに立派であろうが、これは許し難い行為に見える。
真次は、父を否定しながらも、気付けば自分も同じようなことをしている自分に気がついていない。

これだけならまだいい。
とにかく許せないのが次シークエンスだ。
真次は、会社のみち子と不倫関係にあるのだが、彼女もなぜか同じようにタイプスリップしてしまう。
そして、ラストで彼女に起こる出来事を見て、思わず声が出てしまった。
「そ、そんなバカな」と。
過去を変えれば未来が変わる。
パラドックスを除けば、タイムスリップの定番ネタだが、とんでもない、許しがたい使い方をしている。

ここからネタバレ注意してください。

これはみち子と真次の話だが、過ちを消そうとして、過去の出来事を変えてしまう。
もっと明確に言えば、みち子と真次の関係が禁断の中だと分かった時から、みち子は生まれて来なかったことにしようとしてしまうのだ。
どんな過ちを犯しても、生きていこうとするのが、映画の主人公ではないのか?
重い過去を背負ってでも、前を向いて行こうと努力するのが主人公ではないのか?
それを、生まれて来なければ全てうまく行くとした決着は、見ていて腹立たしい。
あまりにも切なすぎる。
この世に生まれて来なければよかった命、そんなモノがあるはずないじゃないか。
どんな人間にも、この世に生まれてきたからには、きっとその人の大切な人生があるはずだ。
この結末には、どんな綺麗事で修飾しようと、後味が悪すぎる。
久々に毒舌が炸裂する作品を見てしまった。

私自身が過去にタイムスリップして、この映画を無かったことにしてやりたいっ! と言えば言い過ぎなんだろうか……。

category: タ行

tag: タ行  チラシ 
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【スカパー!日曜シネマテーク】ゲストは松下奈緒さん! 

どーも、ロッカリアです。

土曜日も仕事、明日月曜日も祭日なのに仕事……。(がるるるるるるるるぅ〜)
最近はリアルタイムで聞けなくても、radikoのタイムフリーで後から番組を選んで聞けるので重宝してます。
この【スカパー!日曜シネマテーク】も毎週聞いていますが、今日のゲストはNHKで新しいドラマが始まる松下奈緒さん。

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彼女が選んだテーマは、「何度も何度も観た映画ベスト3」
三つめの『バタフライ・エフェクト』は置いといて、残りの二つがアラン・ドロンの『太陽がいっぱい』と『冒険者たち』で、番組冒頭の音楽も『冒険者たち』が流れました。
その昔、TVの洋画劇場でしこたま見た作品です。

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この二つはお父さんが「アラン・ドロンのようになりたい」と言って見ていた影響があるみたいです。
松下さんは32歳と言う若さですが、これらの映画を何度も見られるんだと聞き、意外に思いました。
もちろん何度も見る映画はたくさんあるんでしょうが、この作品を上げると言うのは、よほど好きなんでしょうね。
ただ、『バタフライ・エフェクト』は、何度も見ないとややこしいから見るんでしょうか?
暗い映画で、見るたびに心が沈むと思うんですがね……。

最後に驚きましたが、この番組も、来週で終わるとか。
この日も『ひまわり』のテーマがかかりましたが、ラジオからサントラが流れる貴重な番組だったんですがね。
シネマテーク・ウォッチャー(リスナー)の私としては、毎週楽しみにしていたのに、残念です。

category: オンエア

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一口メモ:『ヴィジット』 

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これはこれは。
ホラーのデザインは『シャイニング』を踏襲している。
ただ、ホラーといっても、霊的なもの、人間的なもの、怪物的なものがあるが、この作品はそれが中々ハッキリしないストレスを感じる。
謳い文句の「3つの約束」も、あまり意味がない気がする。
母親が若い頃に家出をした実家に、娘と息子が祖父母に会いに行く。
ここが生命線の映画で、ラストはちょっとドッキリするが、終わってみればなんて事はない。
そう感じたのは私だけでしょうか。
ま、ホラー映画のムードだけは味わえます。

category: 一口メモ

tag: チラシ  ア行 
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一口メモ(チラシ付き):『何かが道をやってくる』 

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(↑アメリカ版ポスター)

アレレ?
こんな映画だったっけ?
初見は1980年代のレンタル・ビデオ。
レイ・ブラッドベリの原作を高校生の頃読んで、とても感銘を受けていたので、ワクワクしながらビデオを借りた覚えがある。
20代後半だったかな、ディズニー作品と言うこともあって、その時は結構面白いと思ったんだけど……。

嵐が近付いて来る中、避雷針売りが街に訪れ、真夜中にカーニバルがやってくるオープニングは今見てもワクワクするんだけど、その後はツッコミどころも多くて、完成度は低いなぁ。
昔見た時とは、大分印象が違いました。
残念。

category: 一口メモ

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一口メモ(チラシ付き):『殺し屋ハリー:華麗なる挑戦』 

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これは珍品だ。
まず原題のタイトルからして人を食っている。
『99 AND 44/100% DEAD』という原題は、『99 AND 44/100% PURE』という石鹸のコマーシャルのキャッチコピーをモジっている。

また、最初と最後に、足をコンクリートで固められ、ハドソン川に沈められた死体のシーンが使われているが、実はこれ、もともとセルジオ・レオーネ監督が、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』で使うはずのアイデアを盗用したのは有名な話。

監督はジョン・フランケンハイマー、音楽ヘンリー・マンシーニ、主演リチャード・ハリス、脇役にブラッドフォード・デイルマン、チャック・コナーズ。
これだけの顔を揃えて、どうしたらこんなポンコツになるのか?
それは、硬派な監督のフランケンハイマーが、変にユーモアを意識しすぎたせいか。
ストーリーは借り物の『用心棒』ベース。
カーチェイスは、ただ走っているだけ。
編集も荒い。
アクションもどこかゆるい。

コメディ映画から笑えるシーンを抜き取ったような作品だ。
TV洋画時代にカット放映&吹き替えで見ていた頃の方が面白かったよ。
タイトルを見て「懐かしいなぁ」と思う人は見てもOKだが、DVDソフトは高額。
買わずに済んだスターチャンネルに感謝、ですな。

category: 一口メモ

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