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【ラジオ・ヒッチコックR】

コンセプトは読むラジオ。映画や音楽の話題で楽しみましょう!

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『硝子の塔』ミス・リードがうまい!

『硝子の塔』ミス・リードがうまい!

どーも、ロッカリアです。探偵小説では、読者に犯人やトリックを簡単に見破られないように、読者をワザと勘違いする方向に導きます。これをミス・リードと言いますが、この作品は、そのミス・リードに慣れている人ほど、最後に「え?」と言うでしょう。公開当時はエロティック・サスペンスと銘打っていましたが、評価はあまりよくありませんでした。(ネットなどを見ていると今でも…)でも、個人的には、最後の最後までハラハラド...

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『ソイレント・グリーン』衝撃のラストは一度だけ!

『ソイレント・グリーン』衝撃のラストは一度だけ!

どーも、ロッカリアです。ゴールデンウィークですね〜、今日は久しぶりの映画の話です。1970年代に、TVの洋画劇場で初めて見た時、そのラストのインパクトは凄かった。10代だった私は、「そんなことが本当に起こったら、世界はもう終わりだ〜」と真剣に思いました。この映画には原作があります。ハリイ・ハリスンの「人間がいっぱい」の基本設定を元に制作されました。(映画と原作はかなり違います)2022年。人口の爆発、環境破...

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ロッカリア">
Re: 山田@さんへ * by ロッカリア
コメントありがとうございます。

「 宇宙戦争・タイムマシン」読まれたんですか、すごいですね。
私は昔、H.Gウェルズの800ページを越えようかと言う研究本を読んだ事があります。
これはあくまで個人的な感想ですが、彼は純粋に科学というものに傾倒し、初期の頃は特に、人類の未来に、作品とは逆に希望を抱こうとしていたんだと思います。
ところが、時代の空気は第一次、第二次世界大戦と、彼が思う科学の理想から離れていき、彼が懸念していた科学の使い方がなされていき、作家としての予言のような「原爆」が現実問題となっていきました。
むしろ、原作者のハリイは、ジョージ・オーウェルの影響を受けているのではいかと。(もちろんこの作品に限り、ですが)

この映画の背景には、山田@さんのいう通り、そこまで深い背景は持っていませんが、私はどうしてもラストの叫びを忘れる事ができないのです。
もちろん、C.ヘストンが言ったような事は、現実的には笑い飛ばせる内容だと私も思います。
映画は往々にして、社会や文明、そして人間に対して強烈な批判を発する事があると思うんです。
それを、たかが映画だから、で終わらせるのはいかがなものか? と言う意味で記事を書きました。
おっしゃるように、時代の空気感は確かに忘れられないほど強烈なものでした。
1970年代の映画を偏愛する私としては、もちろん好きな作品です。

また遊びに来てください。

山田@ * by 山田@
人間が人間を飼う。
元ネタはウエルズのタイムマシンじゃないだろうかと。。。

自分が読んだ本【宇宙戦争・タイムマシン】では、「社会論より進化論や優生学が信じられていた時代背景が反映されている作品である」という書評が書かれてました。

で、ですね。
棲み分け論など、進化論よりも進んだ考え方や、共産主義の先まで知ってしまっている現代の我々としては、この映画は笑い飛ばして良いんじゃないかと思います。

そうですね・・・今使われるとしたら、せいぜいラノベかアニメのネタでしょうね。

ただこれは時代の空気を知る為の貴重な資料で、私も好きなSF映画の一つです。

『ヒッチコック/トリュフォー』映画とは何か? 答えはここにある

『ヒッチコック/トリュフォー』映画とは何か? 答えはここにある

どーも、ロッカリアです。フランスの映画監督トリュフォーが、ヒッチコックにインタビューをして、映画とは、一体どういうものなのか? と言う、フィルメイカーにとっての命題に迫ったものが始まりです。当時、ヒッチコックは映画監督しての作家性がない、ただの娯楽映画作りの監督だと、ハリウッドでは揶揄されていたのに、フランスで起こった映画革命、ヌーベルバーグの申し子トリュフォーは、映画の師と仰いでいたのがヒッチコ...

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